ナビゲーターから選択可能な「履歴」オプションにより、管理者はADCの過去のパフォーマンスを調べることができます。履歴の表示は、仮想サービス、リアルサーバー、およびシステムについて作成できます。
また、ロードバランシングの動作を確認することができ、調査が必要なエラーやパターンの発見に役立ちます。なお、この機能を利用するには、「システム」→「履歴」で履歴ログを有効にする必要があります。
グラフィカルなデータの表示
データセット
過去のデータをグラフィカルに表示するには、以下の手順で行います。
最初のステップは、表示したい情報に関連するデータベースと期間を選択することです。最後」のドロップダウンから選択できる期間は、「分」「時間」「日」「週」「月」「年」です。
データベース
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説明
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システム
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このデータベースを選択すると、CPU、メモリ、ディスクドライブの容量を時系列で確認することができます。
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バーチャルサービス
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このデータベースを選択すると、データのロギングを開始したときからデータベース内のすべてのバーチャルサービスを選択することができます。バーチャルサービスの一覧が表示されますので、そこから選択してください。
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リアルサービス
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このデータベースを選択すると、データのロギングを開始した時点からデータベース内のすべてのリアルサーバーを選択することができます。リアルサーバーの一覧が表示されますので、そこから選択してください。
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メトリクス
使用するデータセットを選択したら、次は表示するメトリクスを選択します。下の図は、管理者が選択できるメトリクスを示しています。これらの選択は、左からSystem、Virtual services、Real Serversに対応しています。
サンプルグラフ