ダイレクト・サーバー・リターンのためのリアル・サーバー・チェンジ
Direct Server Return (DSR)は広く知られています(一部の業界ではDR - Direct Routing)。ADCの後ろにあるサーバーがクライアントに直接応答し、応答時にADCをバイパスすることができます。DSRは、レイヤー4のロードバランシングでの使用にのみ適しています。キャッシングと圧縮は、有効にすると利用できません。
この方法によるレイヤー7のロードバランシングは、ソースIP以外のパーシステンスをサポートしていないため、機能しません。この方法によるSSL/TLSのロードバランシングは、ソースIPのパーシステンスのサポートしかないため、理想的ではありません。
仕組み
· クライアントがjetNEXUS ALB-Xにリクエストを送信
· edgeNEXUSが受け取ったリクエスト
· リクエストはコンテンツサーバにルーティングされる
· edgeNEXUSを経由せず、直接クライアントに送信されるレスポンス
必要なコンテンツサーバの構成
一般
· コンテンツサーバーのデフォルトゲートウェイは通常通り設定してください。(ADC経由ではありません)
· コンテンツサーバーとロードバランサーが同じサブネットにあること
Windows
· コンテンツサーバーには、
チャンネルまたはVIPのIPアドレスを持つループバックまたはエイリアスを設定する必要があります。
o ARPリクエストへの応答を防ぐため、ネットワークメトリックを254にする必要がある
· Windows Real Serverで設定した各ネットワークインターフェースについて、コマンドプロンプトで以下を実行してください。
netsh interface ipv4 set interface "Windows ネットワーク インターフェイス名" weakhostreceive=enable
netsh interface ipv4 set interface "Windows ループバック インターフェイス名" weakhostreceive=enable
netsh interface ipv4 set interface "Windows loopback interface name" weakhostsend=enable
Linux
· 恒久的なループバックインターフェースの追加
· etc/sysconfig/network-scripts "を編集します。
ifcfg-lo:1
DEVICE=lo:1
IPADDR=x.x.x.
xNETMASK=255.255.255
BROADCAST=x.x.x.
xONBOOT=yes
· "etc/sysctl.conf "の編集
net.ipv4.conf.all.arp_ignore = 1
net.ipv4.conf.eth0.arp_ignore = 1
net.ipv4.conf.eht1.arp_ignore = 1
net.ipv4.conf.all.arp_announce = 2
net.ipv4.conf.eth0.arp_announce = 2
net.ipv4.conf.eth1.arp_announce = 2
· "sysctl - p "を実行